『久しぶりに会った友人』と会話をするように、普通の会話をしていました

共通の話題はMMOしかないので話題に詰まるかな･･･と危惧していましたが

そんなことは全く感じず、共通の友人(前日登場の人物)の話題で盛り上がってしまいました

２時間程度会話をし、時間的にも終了の雰囲気の中、

『また電話していいかな？』　と言われ断る理由も見当たらず

『時間が合えば･･･ね』　と答えた記憶があります

時間が合わない　なんて事はありません

会社と自宅を往復の日々の中で忘れていた　

誰かを待つ楽しさ、待たれる嬉しさ　を思い出したようで嬉しかったです

いつの間にか、実生活の話もするようになり･･･過去の恋愛の話などもするようになりました

私は、彼と出会う前･･･　『　結婚を視野に入れた恋愛』　

いや･･･　『　婚約状態　』　で、交際した人が居ました･･･

ひどい仕打ちを受け、普段から他人に心を開くことが苦手な私は

スッカリ恋愛に興味はもてず、男性不信と言えるほど、自分をガードしていたので

彼の話を聞くばかりでした

(この、私の過去の恋愛は、また後日お話しようと思います。交際～婚約～破局までの１１年間です･･･)

私が自分の恋愛段をしないことを、彼は不思議そうに言っていましたが

強気な私は『終わったことだし』とガンとして答えませんでした

何かを感じたのか、自分の過去の恋愛の話をし始める彼･･･

聞いてる分には　若いなぁ～　子供だなぁ～　と思う部分もたくさんありました

そんな中･･･過去の彼女に中絶をさせてしまった経験がある･･･と彼が言い始め

結婚することも考えられず、生み育ててもらうことも出来ず、仕方なく中絶してもらうしかなかったと･･･

そして、その中絶が原因で、彼女には心だけでなく、身体にも深い深い傷ができてしまったと･･･

『子宮外妊娠による、卵管破裂』

若いがゆえに気づくのが遅かったのか、対処が遅かったのかそれは私にはわかりませんが

最終的には　慰謝料を払うという形で、彼の両親が解決したぞうです･･･

女性として腹が立ちました

結果はどうであれ、誠意がそこにあるのか、それでいいのか･･･

怒りを抑えながら、ただ彼の話を聞きました

しかし、彼の口から出る言葉は、身体を痛めた彼女に対するねぎらいの言葉ではなく

両親に対する謝罪の言葉ばかり･･･

あまりにも両親に対しての言葉ばかりなので、遂に私はキレてしまいました

『親に迷惑かけた分は、これから仕事や何かで恩返しすればいいでしょ！

彼女に対してお金で済ませておいてソレ以上何も出来ないとしても、反省の色くらい見せなさいよ！』

普段なら、顔も知らない相手にココまで本気で怒鳴ることなんてありません

自分の過去の恋愛とダブってしまった一面があったのでツイ怒鳴ってしまいました

(私はお蔭様で妊娠、中絶の危険はありません。しかし、出来ていたら別れは無かったかもしれない･･･と)

いきなりの私の罵詈雑言に困惑する彼･･･

塞き止めていたダムが崩壊するかのようにまくし立てる私･･･

気が付くと、彼の声は今までの　『平気、仕方ない、もう終わった事』　と言っていた様子とは一変

涙声になっていました･･･

(あ･･･若い子相手に言い過ぎた･･･)　しかし、私が謝る必要もないので泣かせておきました！

泣きながら、彼は『本当は自分が悪いと思ってる。何もしないでズルイと思う。でも、平気な顔をして平静さを装っていないと、罪悪感でつぶれてしまいそうだった･･･』　何度もそう言いました

彼が必死で格好をつけ、隠していた部分に私は踏み込んでしまったようでした

『誰もオレを叱咤してくれる人は居なかった。友人も親も、皆そのことに触れようとせず、相手にも責任がある、そればかりで･･･』

周囲の人の気遣い、腫れ物を触るような態度が彼はとてもつらかったようです

格好つけて自分が傷ついているのを隠し通し、周囲の期待に沿おうとしている姿が

私自身と全く同じように思えました

男の人が、まるで子供のように泣く声を聞きながら、彼の言えなかった部分を聞いていました

こうゆう時、顔も知らない、現実社会に一切関係の無い人間だからこそ言える

そうゆう事ってあるんだなぁ～と感じました

泣かせてしまった気まずさと、泣いてしまった気まずさとで沈黙が随分流れたあと、

彼がポツンと言いました　『ありがとう。今度はオレが聞く番だね』　と

『今まで色々あったと思うけど、きっと今のオレみたいに言えないでいた事があるでしょ。

今度はオレが聞くから、言いたくなったらいつでも言ってくれ』　と･･･

私は隠しているつもりでしたが、彼は私の中に自分と同じ部分があることを

黙っていても見透かしていたようでした

今日のお話はココまで･･･

長文にお付き合いくださってありがとうございます

ブログを書き始めてまだ２日ですが、読んでくださってる方がいると思うと励みになっています

今現在の二人の話にたどり着くまではもう少し時間がかかるかと思いますが

また読みに来て下さい

もし、興味のある方でわからないこと、言いたいことがございましたら

遠慮なくコメント残していただけると幸いです

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