電話で彼に怒鳴りつけ、泣かせてしまった後･･･

どうしたモンかと悩んでもみたりしましたが

何事も無かったかのように･･･以前より親しく話しかけてくれるようになりました

雨降って地固まる　ってヤツ？！

彼の方は心のシコリが取れたのか今まで以上に私のプライベートに対して踏み込んでくる様子も伺え始めました

最初はかたくなに拒んでいた私ですが

なんていうか興味本位ではなく　『私という人間を知りたがってる』

そんな風に感じていたためポツリポツリと自分の話を

自然に話すようになっていました

そこは８年余計に生きてるだけあって

彼には想像も出来ないような人生談があったようで･･･

姿は見えないけれど、目をパチクリ！させてた様子が思い浮かびました

過去の恋愛の事を少し話していると、電話の向こうの彼の様子が違う

『え？何か私かおかしな事言った？』

『ううん･･･色々大変だったんだなと思って･･･。そんなに恋愛って苦しいモンじゃないのに･･･』

ダークな部分を全て話した訳ではないけど･･･

『オレだったらそんな思いは絶対させない！

心の鎧を脱ぎ捨てていいから、強がり言わなくていいよ。

女性なんだからそんなに強くなくていい！オレが支えになるから！』　っと･･･

心の鎧･･･私自身自覚症状はありましたが、彼には見せてないつもりでした

強い女のイメージを周囲が持っていても、そうじゃない！と歴代の彼に訴え続けても

お前は強いから一人で大丈夫さ！と言われ続けてた私･･･

そんな私を「弱い女、守るべき存在」として見てくれた事がとても嬉しく思えました

電話口だから何とでも言える

そう思ってしまう方もいらっしゃると思います

以前の私はそうでした･･･

しかし、ここまでの半年以上の彼との時間の中で

素直に聞き入れる事ができてしまい、嬉しくて目が潤んだ覚えがあります

ソコからの加速は早かったです

言いたい事を素直に言えない私に対して、少しずつ言葉を出せるように

うまくうま～く言いたい事を引き出してくれる彼･･･

人に本音をぶつけることがこんなに嬉しいことだという喜びを知ることが出来ました

もちろん、彼の中の言えない部分も私が無意識に引き出していたようで

外見も含めて親しくなっていく関係とは少しだけ違う関係が築かれていきました

そうです、この時点でお互い顔を知らないでいたのです！

次回は、顔公開の時のお話をしようと思います

長々と読んでいただき、ありがとうございました

また次回、読んでくださるのを心待ちにしています

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