お互い、日々の生活に変化が出始めた頃･･･

彼のお母様が息子の異変？にいち早く気づきました

仕事のテキパキと仕上げ、嬉々として帰宅する息子の様子を

お母様は喜ばしく思っていたようです

彼は、ご両親とは車で10分程度の距離にある会社の社宅として利用していた建物に一人で住んでいます

食事や入浴などは、ご両親の住んでいる家で済ませているようです

●続きはココから･･･

彼は、２人のお姉様のいる３人目の子供･･･

長男で跡取りです

以前にも書きましたが、彼の家は　【生き物相手の農家】　で、結構大きな農家の部類のようです

会話の端々に　金銭感覚の違い　はモロに出ます･･･

私はOLなので、月々の収入に大きな変動はありません

範囲内で生活していますが、正直、もっとあれば！と思うこともたびたび･･･

しかし彼は･･･金銭面での苦労はほとんど経験が無いようで

高額な買い物をポンポンしている話を聞いて心配することも多かったです

また、仕事に対してもどこかしらズレがあり･･･

生き物相手なので、決まった休日などはありませんが

しんどいから休み　眠たいから休み　などと平気で言う様子に不安を強く感じていました

一般企業でこんな理由で休んでたら、即クビですよね･･･

私が雇用主だったら、即座に解雇です！

自営業での苦労もあると思いますが、もうちょっと社会的に自立してほしいな･･･なんて思っていました

しかし、そんな生活をしていた彼が、私との時間を作るために

今日の仕事は今日済ませる　休みの計画をきちんとたてる　などの変化がでてきたようで

いつものように彼と電話で話していると、お母様が彼の家を訪ねていらっしゃいました

驚いたのは

『あら？Mさんと電話してたの？仲が良くていいわねぇ～。ちょっと電話代わってちょうだいな』

えええええ？！っと思う間もなく、電話口に彼のお母様が！！

明るい声のお母様、上機嫌で喋ってくださりましたが

関東の標準語に近い言葉、そして早い口調に、正反対の私はほとんど聞き取る事が出来ませんでした

かろうじて

『こちらこそ、Rさんに仲良くしていただいています。』

程度の返事が出来ただけ･･･

烈火のごとく喋り続けるお母様が最後に

『うちに訪ねて来てくださいな。仕事が仕事だから、実際見てもらうほうが早いと思うし

お嫁さんに来てもらうなら尚更、ちゃんと見てもらいたいから♪』

！！！

ここで彼が慌てて電話を取り上げました

私は一体何が起こっているのかわからず無言･･･

どうも彼は私の事を

『今までの彼女と違って、結婚を視野に入れてる

お互いが協力し合える相手だと思う　年上でしっかりした女性』

っと、お母様に紹介していたようです

【私の年齢を言わずに･･･】

きっと彼のお母様は、年上といっても２～３歳くらいが想像範囲でしょう･･･

まさか　８歳　も年上だとは思ってもいないはずです

まだ私たち自身が会っても居ないのになぜそんなことを言うの！っとプチ口論になりました

しかし彼は

『年齢をハッキリ言わなかったのはわざとじゃなくて、単に言いそびれただけ』

とケロッとしています

『別にいいんじゃない？本人同士がよければそれで！』

確かにそうなのかもしれません･･･

でも私は早めに実年齢を言って欲しいと願いました

しかし･･･彼が言うタイミングを逃してしまい、大問題に発展するとは

この時、想像もしていませんでした

ブログタイトル部分の　どうにもならない壁　に発展していくのです

息子の彼女が８歳も年上だとは思っても居ないお母様

自家製のお野菜や商品規格外品、そして頂き物の一部など

私の住所に送ってくれるようになりました

そのたびに　『お母様に言った？私から言おうか？』　と彼に言うも

言ってない、自分がそのうち言うよっとのん気な彼･･･

挙句のはてにお母様から自筆のお手紙まで宅配便の荷物の中に入るようになってしまいました

こうなると、彼伝いでお礼ばかりじゃ済みません

彼に取次ぎをしてもらい、お母様に電話でお礼を言うことにしました

年齢のことは彼自身が言うと言い張るので･･･私から明かすことはしませんでした

電話口でニコニコと対応してくださるお母様

『Rの生活態度が変わったのはMさんのおかげよ！

これからもお互いが仲良くして、良い方向、いい結果が出るようにお付き合いしてね』　っと･･･

牽制球を投げてみました

『いえ･･･私の方が年齢が上ですが、Rさんがしっかりしてくださっているので･･･』　っと

『尚更早くいい方向に話を進めて、子供も早くつくらなきゃね♪』

そうなんです

お母様の頭の中では　【農家に嫁いでくれる、跡取りを生んでくれる年上の女性】　と出来上がってしまっていました

【結婚】

彼と出来たらどんなに幸せか

私を守ってくれる心強い男性、女性として扱ってくれる優しい男性･･･

でも８歳年下　私はどうしても踏み出せないで居る･･･

精神面での幸せはもとより

経済的な面、社会的な面でも裕福な生活が出来ることでしょう

どうしても踏み出せない一歩を踏み出すために

私は彼に会おうと決めたのです

ふられてしまうかもしれない、もう今の楽しい状態は終わってしまうかもしれない

何より、私に会うことで仕事を休む彼

お母様が経過報告を楽しみにするのは手に取るようにわかりました

でも･･･今ならまだ１００％の恋愛ないじゃない

踏み出すのも、引き返すのも今しか無い！と思ったのです

彼には内緒で、連休の申請を提出しました

思っていたよりアッサリと１週間の休暇が取れそうです

しかし繁忙期だったので、その休暇が取れるのは　３ヵ月後

最終的な決定は１ヵ月後にならないと休暇申請の日取りがわかりませんが

今まで言わなかった一言を　彼に告げました

『３ヶ月後の●月に･･･１週間程度の休暇が取れそうなの

私･･･Rに会いたいな･･･』

電話の向こうで大きな声で喜ぶ彼が居ました！

予想以上に喜んでくれて、勇気を出した甲斐があったと安堵しました

でも、きちんと日程が決まるまでは、お母様には内緒にしておいてね　

と、付け足しておきました

彼の生活環境を私が変えたのなら

私の性格を変えたのは彼です

会って、彼の本心をこの目で探ろう

そして、自分もどうするか見極めよう

少しだけズルイ気持ちもあったけれど

私たちは、一歩を踏み出すことにしました

彼の存在を、自分の手で触れてみたい

そして触れて欲しい･･･

心にブレーキをかけて、自分に言い聞かせていたけれど

もう彼に恋してしまっていたようです

次回は、長期休暇までの３ヶ月のことをお話したいと思います

読みにきてくださってありがとうございました

また、読みにきてくださいね

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