日々の電話の中で、共通の話題が無いカップル･･･

会話のキッカケが無くなってくる中、そうなるとどうしてもお互いの私生活

特に仕事の話になってしまいます

先にも書きましたが、当時の私は闇雲に仕事をしていて

日中はもちろん、夜間も打ち合わせだ、接待だ･･･と動き回っていました

当然、帰宅が遅くなることもたびたび･･･

帰宅が遅くなることは彼にメールで告げ、彼が時間を合わせてくれていました

なるべく仕事の愚痴は言わないように気をつけていました

彼も私が話したがらない事は極力聞かないでいてくれたので

お互いが少しの気遣いをしながら過ごしていました

そんなある日･･･

私の異変に彼が気づき、普段穏やかな彼の激情を知ることになりました

●続きはココから･･･

隠していたつもりでしたが彼が気づいたことで

塞き止めていたモノが一気に溢れだしました

その日、仕事で↓↓な事があったのです

とある企業と、食事会を兼ねての打ち合わせ･･･

夜間の打ち合わせには、必ず男性社員の同伴を原則としていました

田舎ですので女性の社会進出について、あらぬ噂をたてられることも多かったからです

その日も、部下の男性社員２名を伴い接待されていました

仕事の話も上手くいき、食事も美味しくいただいた後

普段なら同伴の男性社員と帰社するのですが

この日は自社でのトラブルが発生し、ほんの１５分ですが男性社員は先に帰社していました

「送りますよ～」　「いえいえ、すぐ近くなので」　などと

社交辞令的な挨拶をしていたのですが･･･

少しですがお酒の勢いもあったのか、先方の男性２名がなかなか私を帰してくれません

そのうち、彼らの載って来た車が目の前に止まり

車内に押し込まれ　「送りますから！」　っと･･･

しかし･･･方向が違います

声を荒げるだけるのも怖かったので、至って冷静なフリを装い

方向が違うことをやんわり告げても２名はニヤニヤと笑うばかり･･･

そのうち１名が車内で急接近してきました

勿論、最初は寄った勢いということもあり、ふざけているのかとも思いましたが

『こうやって仕事とってきたから、今の地位なんでしょ？女のクセに･･･』

確かに、こう言ったのです

決して彼らが想像するような下衆な取引はやったことがありません

大暴れし、大声で叫び、赤信号のうちに彼らの車から飛び降りました

後はどう帰ったのか記憶が定かではありませんが

女性の昇進に対してまだあんな古臭い、いやらしい考えが根付いていたことが悔しくて･･･

彼に言うと心配させるだけだと思い、何も無かったので言わないでおこうと決めていたのですが

彼の声を聞くと、ポロポロと涙が溢れてきてしまったのです

事の次第を彼に話すと

電話の向こうでなにやら大きな音が！！

彼が怒り狂い暴れているようでした･･･

そして

『もう仕事辞めろ！オレの目の届く所に居てくれ！

順番がおかしいのはわかってる

でも、もうそうやって強がるＭの様子を感じていたくないから！』

私は隠していたツモリでも、彼は感じ取っていたようです

ただの知り合い、仲良しの電話友達ではなく

【守るき女性】として大切にしていきたい

そう彼が言ってくれました

まだ会った事も無い、ネット恋愛がキッカケの不思議なカップルが

この日、誕生したのです

長い間更新出来ませんでした

こんなに開けないように気をつけます

読んでくれてありがとうございました

また、読みに来てください

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